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キッチンの片づけは動線が決め手!

福岡で『片づけ』アドバイス、整理収納、片づけ作業サポートを提供しています、

ライフオーガナイザー®綾部愛です。

米国発『捨てるから始めない片づけ』の手法を使ったライフオーガナイズの資格を2016年に取得、2018年に衣類に特化した片づけの資格『クローゼットオーガナイザー®』になり、片づけの仕事を始めて早6年、リピーター含め150件以上の片づけ案件をサポートしました。

『片づけ』とは、暮らしや身の回りの環境をととのえること。

環境や部屋がスッキリと整頓され、活動しやすくなることが『片づけ』が出来た、といえる状態です。

目次

『キッチン』の片づけの動線とは

『キッチン』の動線についてです。

貴方のおうちの『キッチン』整っていますか?

『キッチン』は調理する場所、食器を保管する場所、衣食住の『食』に関する場所です。

キッチンで行う動作の一つは調理。

調理する動作、例えば、

①冷蔵庫から食材取り出し
②料理の下ごしらえ、準備
③フライパンや鍋を使用し調理
④菜箸やお玉など使ってお皿に盛り付け、配膳
⑤食事後の食器洗い(食洗器含む)
⑥乾燥した食器を棚に戻す
⑦キッチン周りの片づけ
※⑤、⑥は前後すること有り

調理するだけで、最低7つの動作が発生します。
それぞれ時間もかかりますし、その中で探し物の時間が入ると、食事を待つ子供がいたりするとイライラが募りますね。

そこで、片づいているキッチンだったら、スムーズに料理の動作ができ、支度も整うと思いませんか?
冷蔵庫の中も自分の特性に合わせ、見つけやすい(探す)場所に食材を置いておけば時短になります。

わかっているけど、それができないという方がいるかもしれません。

キッチンをととのえるヒント!

私がご依頼頂いたお客様に伝えているアドバイスは『使うときのことを考えてモノを配置すること』!
モノを使った後に収納する(直す)片づけではなくて、そのモノを使用する(使い始め)時のことを考えた収納です。

たとえば朝食の準備をするとき、貴方は何から始めますか?
私の場合、朝、起きて、珈琲を入れるため、お湯を沸かすことから始めます。
水栓から水を注ぎ、電気ポットで沸かしながら、珈琲豆を挽き、コーヒーサーバーを配置、フィルター装着、珈琲豆を入れ、お湯を注ぐ。その後マグカップに移す。
そしてこの動作をしながら、冷凍で保存している食パンを冷凍庫から出して、トースターへ。
ジャムを冷蔵庫から出し、パンに塗る。
サラダを作り、お皿に盛る。
ドレッシングを冷蔵庫から出し、お箸を準備し、テーブルへ。

細かく具体的に自分の動作を俯瞰し、その動作で楽に動ける動線を見つけ、モノを配置していきます。ここまで細かく把握しなくても、グループ化して、アクション数を減らすことで楽に片づける仕組みを作ることができます。
朝食が和食派の方でしたら、動作は2倍以上になりますので複雑化されますが、
自分にとって楽な習慣になっている動作に似せることで、ストレスは軽減します。

私たちライフオーガナイザーの片づけは、モノに合わせる片づけではなくて、人に合わせた片づけの手法です。

それぞれの個性、特性、クセ、環境に合わせ、どうすればラクに行動に移せるかを大事にしています。

若いときは、若さで乗り越え、軽やかに動けていたことが、時を刻むにつれ、腰が重くなり、外的疲労などの原因により動けなくなったりすることがあります。
そんなときは、現状に合わせた、片づけられる仕組みを作らないといけません。

高いところに腕が届くか、重いものが持てるか、細かい部分の見直しはとても大事になります。

人は生きていく中で色々なことが起こります。
暮らしを快適にするために、片づく仕組みを作ることで、ちょっと先の未来の自分のために、これは自己投資になります。
刻々と変わる環境、だから『見直し』はとても大事です。

まとめ

片づけの『正解』は一つではありません。

なぜなら私たちは生きていて、生活をしているから。

貴方がラクに、ストレスなく取りやすく直しやすいモノの配置ができて、片づけの『正解』となります。

一つ一つの動作や生活リズム、考え方、クセを書き出して、確認。
それに基づいて動線を考えながら、モノを配置することがストレスない片づけに繋がります

キッチンが片づくのは動線が決め手ということで、今回は朝起きてからの動線を俯瞰し、見直すことからお伝えしました。

次回は、『食器の収納の仕方』をお伝えしたいと思います。

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